こんにちは。maruです。
今回は「介護シューズってどれがいいの?選び方は?」
「今の靴は履きにくそうだけど、介護シューズってどうなの?」
について解説していきます。
介護シューズは足にやさしく、履きやすく、つまずきにくい作りにっています。
選ぶ際は自分で履けるのか、履かせてもらうのか、歩けるのか、歩けないのか、むくみがあるのか、など考えて決めます。
まる
介護シューズとリハビリシューズとの区別は特に行われていないようです。
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足のサイズを測る
足のサイズでは足の長さ(足長)を合わせますが、同じくらい足幅や足囲も重要です。
まずはその3つのサイズを測りましょう。
足長
かかとから一番長い指のつま先までの長さを測ります。
足幅
親指の付け根にある出っぱっている所と小指の付け根の出っぱっている所をメジャーを踏んで一直線に測ります。(足の甲の上からでなく、足裏側で測る)
足囲
上記で測った足幅と同じ部分でメジャーをぐるっと一周まわして厚みを測ります。
靴のサイズはかかとからつま先までの長さに、1から1.5cm程度のつま先のゆとり分(捨て寸)を足した寸法が目安です。
歩ける?自分で履ける?
まず履く人の体の状態をよく確認すること、さらに靴を使う場所をしっかり考えて検討する必要があります。
ここでは屋内を想定します。
うしくん
履きにくい靴を履いている方は、かかとを踏んでいることが多く見かけたので注意が必要です。
普段歩いている人・自分で履いている
- 開口部が広く、脱ぎ履きしやすい(甲バンドやマジックテープ)
- 自分が履いてみて軽いと感じる
- つま先に10mm程度の余裕がある
- 甲部、かかと周りがしっかり固定されている
- つまづき防止のためつま先がやや上がったもの
- かかとがつぶれにくいもの
歩けない人・自分で履けない
- 素材がやわらかく、足当たりがやさしいこと
- 履き口が広く脱ぎ履きがさせやすいもの
- 足元を保護できる構造になっていること(つま先が開いていない)
足のむくみがある
- 履き口が広く足入れがしやすいこと
- むくみの程度によってサイズ調節ができること
- 足囲(ワイズ)の大きめを買って中敷きで調節してもいいでしょう
まる
足の長さは合っているけど幅と厚みが合っていない窮屈な靴を履いている人が時々見かけました。幅と厚みも気を付けましょう。またチャック付きの靴はつまむ動作がやりずらい人が多くいたので注意です。
博士
装具をつけている人のために介護シューズは片足ずつ購入できるのもあります。外出用は撥水加工がされているものがいいです。
注意点
- 足は2~3mmむくむため、靴は夕方選びましょう
- 通気性のいいもの
- ゆとりのつま先や甲幅で靴の中で指が広がるくらいのゆとりが必要です。
- 足幅、足囲(ワイズ)のサイズは
2E→3E→4E→5Eと、数字が大きいほど幅広になります。(むくみがある人は4Eや5Eも試してみましょう) - 外反母趾の方も幅広や柔らかい生地の靴がおすすめです。
- 靴下の厚みによっても靴の履き心地は変わります。普段履いている靴下を履いて試着しましょう。
- かかとがないスリッパやサンダルでは脱げやすく、転びやすくなります。
- リハビリに使うためのリハビリシューズは医療控除の対象になります。ただし、予防目的のリハビリシューズは対象外です。
福祉用具専門相談員やリハビリの人に相談すれば、試し履きをしてもらえるため失敗なく適切なシューズを選んでくれます。
それが、一番効率よく、間違って買うことはないです。
どうしても自分で買いたい、急いでいるなどの人は上記を参考にしてみてください。
ねずみさん
今、流行りのかかとのない靴はおススメしません。高齢者の日常生活で転倒防止として、歩きやすいシューズを着用するのは大切ですね。
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